2021-05-07 第204回国会 衆議院 経済産業委員会 第11号
停止操作に不具合を生じると思います。
停止操作に不具合を生じると思います。
具体的な細かいことにつきましては、これは発電所内での通常の停止操作、発電所の停止操作等々と同じことでございますので、そういうのは、現状の発電所におきます原子力の要綱の中で停止操作の手順は定めてございます。
それらは、予期せぬ臨界が生じた制御棒の引き抜け、原子力停止操作中あるいは起動操作中に原子炉が自動停止した、いわゆるスクラムの報告義務違反、さらには国の検査における偽装、不正行為などの事案であります。 このように、原子力を中心に重大な事象を含む多数の隠ぺいなどがありましたことは、本来、社会安全に最も留意すべき立場にある電気事業者として深く反省するものでございます。
それらは、一、予期せぬ臨界が生じた制御棒の引き抜け、二、原子炉停止操作中あるいは起動操作中に原子炉が自動停止した、いわゆるスクラムの報告義務違反、さらには、三、国の検査における偽装、不正行為などの事案であります。 このように、原子力を中心に、重大な事象を含む多数の隠ぺい等がありましたことは、本来、社会安全に最も留意すべき立場にある電気事業者として、深く反省する次第でございます。
あわせて、定期検査の開始のための原子炉停止操作中に原子炉が自動停止したことを国に報告をしなかったという不正が明らかになっております。 これら福島第一原子力発電所一号機、柏崎刈羽原子力発電所一号機、いずれもこれらの不正は平成十四年八月の東京電力の不正問題以前の問題でございますが、新たな改ざんが確認されたということで遺憾に受け止めております。
その後でございますけれども、原子炉は自動停止後、電動補助給水ポンプ及びタービン動補助給水ポンプが自動起動いたしまして、蒸気発生器への給水が行われ高温停止状態に至った後、余熱除去系等によりまして、八月十日、翌日でございますけれども、二十三時四十五分、安全に低温停止操作を完了いたしました。 今回の事故は、復水系配管の破損により二次系の冷却水が系外に流出したものでございました。
実は、南西航空のB737の石垣事故というのですか、この中で、実際に事故調の報告書ですと、「不適切な制動停止操作」というふうな内容になっているようですが、実際に今度は、日乗連、いわゆる機長さんの組合は、いろいろと自分たちの立場にかかわるものもあって、相当自分たちで、一つの事故によっては二千万ぐらい皆さんで出費して、どうも事故調の調査は信用ならぬ、そういうところから独自の調査をやったようです。
今回のトラブルでは、設計どおりに各種の検出装置によりまして早期に漏えい検知がなされまして、そして、原子炉停止操作が通常の操作で行われたわけです。すなわち、常用の原子炉冷却材補給系によりまして原子炉冷却材の保有量が十分確保されたわけでございます。また、漏えいした原子炉冷却材は格納容器の中にとどまっておりまして、放射性物質の異常放出もありませんでした。
すなわち緊急の停止はせずに、原子炉の停止操作というのは十分後に行っております。したがいまして、結果として見た場合には、途中から緊急停止に切りかえたわけでございますが、この当直長の行った行為が保安規定に本当に外れているのかどうかということは、もう少し細かく調べてみないとちょっとわからない部分もございます。
炉は既に停止操作に入った……(山本(拓)委員「ダクト」と呼ぶ)ダクトについては、これは情報として動燃の本社から入ってきたときには、どうもダクトはとまったらしいということがございました。それから、その後確認したら、どうもダクトについてはわからないということもございまして実は非常に混乱いたしまして、ここのところは、適切な指示があったかどうかということはちょっとわかりません。
具体的には、原子炉の停止操作あるいは緊急ドレン操作といったようなときの手順書の記載事項の不適切さなどを指摘しておりますし、原因究明のための試験、解析、教育訓練の内容、緊急時の連絡通報体制等について継続して調査検討していくというふうにいたしているところでございます。現在このラインに従いまして調査検討を続行しているところでございます。
○松村龍二君 次に動燃に伺いますが、運転マニュアルでは、ナトリウム火災の発生を確認した場合、直ちに原子炉の緊急停止操作をするということになっているようでありますが、実際は、出力を下げる操作を優先させるため、三時間もナトリウムの漏えいが続いたと言われますが、ナトリウムが漏出した場合のマニュアル上の対応はどのようになっているのかまた今回の事故がそれに該当するのか、伺いたいと思います。
十三時四十八分に原子炉停止操作に入ったが、その直後、十三時五十分には原子炉自動停止、ECCS作動。これが美浜二号機の事故のときの時系列による記録なのですね。 つまり、一時間五十分の間に、最初のピンホールで放射能漏れが出たことが確認されたときの対応がもたもたしている間にギロチン破断に行ってしまったのです。今回は、本当に不幸中の幸いというべきなのですね。そこへ行く前にとまっていたのです。
それとあわせて、これは通産省所管になりますが、石油化学のプラントというものは、大体百ガルから百五十ガルで、シャットダウンといって、停止操作に入るということになっているのですが、実はゼネラル石油では、百五十ガルで針が振り切れたということもありますが、通産省の基準を超えてもシャットダウンをしないで操業を続けておりました。これについては、所長の方から、これは大きな反省材料ですという言葉もありました。
そのような経過になっておるというふうに聞いておるのですけれども、実際に異常値をモニターで確認されてから停止操作を始められるまでに一時間以上かかっておるわけなんですね。 ここのところに一つ問題点がありやしないか、今後の問題といたしましてももっと短縮がなされるべきではなかったのか、この点、いかに考えておられますか。
○村上政府委員 繰り返しになりますが、いわゆる非常用注入装置系とそれから原子炉の停止操作系に重点を置いて操作した結果であるというふうに御理解をいただきたいと思います。
そういう意味で、今回と同じような事象がほかのプラントでも起これば、十二時四十分時点での判断で停止操作に入っていただくという指示をしたわけでございまして、これはプラントのチャートを子細によく注意深く見ていけば十分判断できるというように考えております。
では、一回目の結果が出た時点で停止操作等をすればよいではないかという御議論もあるわけでございますが、マニュアルとして明確にしておりませんけれども、これまでの関西電力の所内のルールでは、サンプルは二回ぐらいやるというのをルールとしているというふうに聞いております。
その過程で、その結果リークが確定した場合、要するに漏れがあるということがはっきりした場合にはユニットの停止操作を行うということでございまして、そのリークの確定作業中に今回の十三時五十分に至ってしまったということでございます。
この停止操作により原子炉の出力が低下し始めた午後一時五十分、空気抽出器ガスモニターが警報を発信するとともに原子炉内の圧力を一定に保つ役割を持った加圧器の圧力が低下したという信号を受け、制御棒が緊急挿入され、原子炉が自動停止いたしました。引き続き、加圧器圧力低下と加圧器内の水位低下の一致の信号を受け、緊急炉心冷却装置、ECCSが作動いたしました。
この停止操作により原子炉の出力が低下し始めた午後一時五十分、空気抽出器ガスモニターが警報を発信するとともに、原子炉内の圧力を一定に保つ役割を持った加圧器の圧力が低下したという信号を受け、制御棒が緊急挿入され、原子炉が自動停止いたしました。引き続き、加圧器圧力低下と加圧器内の水位低下の一致の信号を受け、緊急炉心冷却装置(ECCS)が作動いたしました。
今の手順書の件でございますが、起動、停止操作につきましては標準的な操作要領というのが定められておりまして、昨年十月のそのトラブルに先立つ操作につきましては、こうした標準的な要領で行われているわけでございます。